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TOYODENKI ・ IGBT-VVVF
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京阪10000系    京成3000形    JR東日本205-5000    京王1000系    JR九州303系    阪急9300系
南海2300系    JR西日本321系    江ノ電500形    京急1500形    埼玉新都市2000系    京阪3000系   
名古屋市交6050形    名古屋市交N3000形    阪急1300系    阪急7300系更新車    京阪13000系
▼ 京阪10000系
1900系、2600系の置換えで登場した車両です。7200系を基本としたアルミ車体ですが、塗装が「ターコイズグリーン」一色なので従来のイメージが一変されました。800系に続き、VVVFは東洋電機のIGBTとなりましたが、この10000系では東洋電機初の2レベルIGBTが納入されたのが大きなポイントです。これがキッカケで東洋2レベルIGBTは関東で勢力を広げました。起動時の非同期モードの出だしやノッチ投入時にここまで「ピコ」という音がはっきり聞こえるのは京阪10000系だけです。現在の運用は宇治線と交野線に限られいて、本線には通常出てきません。

>>走行音(10053)

収録区間:宇治線 六地蔵→木幡

>>走行音(10053)

収録区間:宇治線 三室戸→宇治

>>走行音(10054)

収録区間:宇治線 桃山南口→観月橋

▼ 京成3000形
3200形、3300形の置き換えで登場した車両で、地下鉄にも乗り入れます。京成では初のIGBTになり、今流行している東洋電機の2レベルIGBTです。

>>走行音(地下鉄線内)

収録区間:浅草線 浅草橋→蔵前
▼ JR東日本205系5000番代
山手線のE231系化によって余剰となった205系で、VVVF改造されて武蔵野線に投入された編成が5000番代です。この車両の増備によって103系は完全に淘汰され、武蔵野線の主役は205系へと移り変わりました。制御装置はJR東日本では初の東洋2レベルIGBTで京成3000形などと同じ音がします。

>>走行音

収録区間:武蔵野線 東所沢→新座
▼ 京王1000系 1711F〜1715F
京王1000系の制御装置は偶数編成が日立、奇数編成が東洋電機に分けていて、第9編成までは東洋電機はIGBTではなくGTOで増備されていましたが、第11編成からは奇数・偶数編成でのメーカー分けをやめて東洋電機のIGBTで統一しています。

>>走行音(1711F)

収録区間:井の頭線 西永福→浜田山

>>走行音(1712F)

収録区間:井の頭線 浜田山→西永福

>>走行音(1714F)

収録区間:井の頭線 久我山→富士見ヶ丘

>>走行音(1715F)

収録区間:井の頭線 高井戸→富士見ヶ丘
▼ JR九州303系
筑肥線、唐津線から地下鉄空港線直通用として2本のみ製造された303系ですが、2002年に増備された第3編成(K03)は、これまでの日立IGBTから東洋IGBTに変更して登場しました。変調音は他社でも聞くことのできる普通のタイプで、非同期モードの音程は京阪10000系に似ています。加速度が日立IGBT車よりも良いせいか、特に非同期モードが短く感じます。

>>走行音(モハ303-103)

収録区間:空港線 西新→藤崎

>>走行音(モハ303-103)

収録区間:空港線 室見→姪浜

▼ 阪急9300系
2003年に登場した京都本線用の3扉セミクロスシート車です。阪急の車両を長年造り続けてきたアルナ工機が車両製造から撤退したため、9300系は日立で製造されました。 阪急では初のIGBT-VVVFが導入され、京都線系統の形式であることから慣例通り東洋製のVVVF装置となりました。出力200kWの主電動機と、粘着性能の向上により3M5Tが実現しています。音は東洋の2レベルIGBTそのものですが、歯数比の影響からか非同期モードの後は8300系のような響きがします。

>>走行音(9400)

収録区間:京都本線 長岡天神→桂

>>走行音(9401)

収録区間:京都本線 河原町→烏丸

>>走行音(9407) 132Kbps

収録区間:京都本線 茨木市→高槻市
▼ 南海2300系
2000系の改良版として登場した車両で、高野線・橋本〜極楽橋間の山岳区間に対応しています。塗色が朱色ベースとなったため、インパクトが強い外観となりました。VVVFは2000系では日立GTOが導入されましたが、2300系ではメーカーが変更され東洋電機となり、1C2M×4群制御のIGBTになりました。京成3000形などと同じく典型的な変調パターンではありますが、非同期モードがかなり短く、同期モードから中速域にかけての音も他にはない響きです。デビュー当初の運用では極楽橋〜難波間の急行に入る場合が多かったようですが、現在では橋本〜高野下、極楽橋間で2連単独の各停運用を中心に活躍しています。この区間はワンマン運転となり、車内では自動放送が流れます。

>>走行音(2304・「コスモス」)

収録区間:高野線 紀伊清水→学文路

>>走行音(2304・「コスモス」)

収録区間:高野線 学文路→九度山

>>走行音(2352・「はなみずき」)

収録区間:高野線 紀伊清水→橋本
▼ JR西日本321系
207系に代わる次世代通勤型電車として登場した車両です。2005年12月より営業運転が開始され、現在は京阪神緩行線での運用がメインです。今となっては編成数も増えたので目にする機会も多くなりました。この電車の一番の特徴として、1両のM車において片方の台車にしかモーターが搭載されていません。収録する際には注意が必要です。VVVFは日立、三菱(東洋)、東芝の4社が携わっており、いずれも2レベルIGBTです。三菱製のVVVFは東洋のOEMのようで、東洋電機製造の公式サイトにおいて321系の制御装置についての解説が掲載されています。いかにも東洋IGBTという変調音が何よりの証拠だと思われます。

>>走行音(モハ320-15)

収録区間:東海道線 大阪→塚本

>>走行音(クモハ321-16)

収録区間:東海道線 尼崎→立花

>>走行音(モハ320-31)

収録区間:東海道線 芦屋→甲南山手

>>走行音(モハ320-31)

収録区間:東海道線 甲南山手→摂津本山
▼ 江ノ島電鉄500形
江ノ電初のVVVFインバータ制御車として2006年3月27日に営業運転を開始した車両です。回生制動も江ノ電初の導入で、この新500形では音からして全電気制動のようです。VVVFは東洋2レベルIGBTが採用され、典型的な変調パターンです。主電動機出力が低いために中速域では甲高い音が響くのが特徴です。また、加速度が低いために非同期モードが長めに感じます。

>>走行音(551・鎌倉方)

収録区間:柳小路→鵠沼

>>走行音(551・鎌倉方)

収録区間:湘南海岸公園→江ノ島

>>走行音(551・鎌倉方)

収録区間:鎌倉高校前→(峰ヶ原信号所)→七里ヶ浜

>>走行音(551・鎌倉方)

収録区間:極楽寺→長谷

>>走行音(551・藤沢方)

収録区間:極楽寺→長谷

>>走行音(551・藤沢方)

収録区間:長谷→由比ヶ浜
▼ 京急1500形VVVF車
1500形のVVVF化で、第一弾の1649Fでは三菱IGBTが採用されましたが、1643Fでは東洋IGBTが採用されています。このメーカー分けは600形と同じように、三菱と東洋電機で均等にさせる措置と思われます。1643Fではごく普通の東洋2レベルIGBTの変調音がします。1649Fでもそうでしたが、車内の床面にモーター点検蓋が残されたままなので、変調音がかなりはっきりと車内に伝わってきます。

>>走行音(1643)

収録区間:京急本線 京急川崎→八丁畷

>>走行音(1643)

収録区間:京急本線 京急鶴見→花月園前

>>走行音(1644)

収録区間:京急本線 神奈川新町→仲木戸

>>走行音(1644)

収録区間:京急本線 仲木戸→神奈川
▼ 埼玉新都市交通2000系
従来車の置換えとして2007年5月にデビューしたニューシャトルの新型車両です。ステンレス車体やVVVFインバータ制御など、ニューシャトルとしては初の試みが多いです。車両は川崎重工製で、VVVFインバータは東洋2レベルIGBTです。ニューシャトルは三相交流600Vの集電ですが、ごく普通の東洋IGBTの変調音がします。

>>走行音(2601)

収録区間:伊奈線 吉野原→原市

>>走行音(2501)

収録区間:伊奈線 原市→吉野原

>>走行音(2301)

収録区間:伊奈線 伊奈中央→志久

>>走行音(2101)

収録区間:伊奈線 伊奈中央→羽貫
▼ 京阪3000系
中之島線開業に合わせて登場した快速急行用の車両です。横1列+2列のクロスシートが特徴的な車内は、高級感のある内装に仕上がっています。関東の電車では定番となったドア上のLCDは、京阪では初の導入です。VVVFは10000系と同じ仕様の東洋2レベルIGBTで、1C2M×2群となっています。非同期モードの音程や変調パターンも10000系と同じですが、10000系の特徴であったノッチ投入の「ピコ」という起動音はほとんど聞えてきません。

>>走行音(3154)

収録区間:京阪本線 天満橋→京橋

>>走行音(3004)

収録区間:中之島線 大江橋→渡辺橋
▼ 名古屋市交通局6050形
桜通線の野並〜徳重間の延伸開業に伴い、2010年に登場した新型車両です。N1000形に準じた日車式ブロック工法のステンレス車体となっており、名古屋市交らしい角張ったデザインが特徴です。VVVFは名古屋市交では初採用となる東洋電機製造の2レベルIGBTとなりました。変調音は典型的な東洋IGBTであり、同期モード以降の音の響き方が阪急9300系に似ています。また、6000形では徳重方の先頭車と中間車2両がM車でしたが、6050形では中間3両がM車となっています。

>>走行音(6353) 132Kbps

収録区間:桜通線 瑞穂運動場西→新瑞橋

>>走行音(6353) 132Kbps

収録区間:桜通線 新瑞橋→桜本町

>>走行音(6353) 132Kbps

収録区間:桜通線 相生山→鳴子北
▼ 名古屋市交通局N3000形
鶴舞線開業時より使用されている3000形の置き換えを目的に、2011年に登場した新型車両です。6050形と同じく、日車式ブロック工法のステンレス車体なのですが、N3101Fのみ1980年登場の5000形以来となるアルミ車体(日立製A-train)となっています。VVVF装置はベースとなった6050形と同形式の2レベルIGBTとなっており、走行音は6050形と全く同じです。

>>走行音(N3202) 132Kbps

収録区間:鶴舞線 赤池→平針

>>走行音(N3202) 132Kbps

収録区間:鶴舞線 平針→原

>>走行音(N3702) 132Kbps

収録区間:鶴舞線 八事→いりなか
▼ 阪急1300系
2014年3月から営業運転を開始した阪急の最新鋭車両で、神戸・宝塚線1000系の京都線用としての形式になります。1000系と同じく「静かさ」と「省エネ性能」を追求した設計で、1300系では京都線車両の慣例で東洋電機製の電装品を採用し、全閉式誘導電動機を2レベルIGBTで制御する方式が採用されました。東洋の全閉IMは四国8600系でも実績がありますが、内扇構造は阪急が初の導入となり、四国8600系よりもかなり静かになっています。営業開始直後は故障が多く、折角の新車なのに運用から離脱してばかりでしたが、今では落ち着いたようで、順調に1303Fまで増備されています。堺筋線にも乗り入れます。

>>走行音(1801) 132Kbps ←起動時に「ピコー」と鳴っています。

収録区間:堺筋線 天神橋筋六丁目→扇町

>>走行音(1801) 132Kbps

収録区間:堺筋線 恵美須町→動物園前

>>走行音(1801) 132Kbps

収録区間:堺筋線 動物園前→天下茶屋
▼ 阪急7300系更新車
2014年7月に更新工事が実施された7303Fと7322Fでは、従来の直流モータ+界磁チョッパから1300系と同様の全閉IM+2レベルIGBT−VVVFに換装されました。走行音は1300系と同じです。
同年10月には7305FもVVVF化されており、結構なハイペースで更新が進んでいます。

>>走行音(7403) 132Kbps

収録区間:京都本線 茨木市→高槻市

>>走行音(7903) 132Kbps

収録区間:京都本線 上新庄→南茨木

>>走行音(7903) 132Kbps

収録区間:京都本線 南茨木→茨木市

>>走行音(7903・堺筋線) 132Kbps

収録区間:堺筋線 扇町→天神橋筋六丁目
▼ 京阪13000系 New!
2200系、2600系の置き換えを目的に2012年から製造されている車両です。2008年に登場した3000系をベースにしたアルミ車両で、京阪の電車としては初めて製造当初から新塗装となっています。ワンマン対応とした4連が交野線、宇治線で運転が開始され、2014年には本線用の7連、20番代も導入されました。車内では京阪初となる片持ち式座席や、ドア上のLCDも標準装備されています。VVVFはベースとなった3000系と同型の東洋IGBTです。京阪独特な音程の非同期モードは3000系と同じですが、ノッチ投入時に「ピコー」という音が目立ちます。また、ほとんどの編成で同期モード移行直後に異音が聞こえてきます。

>>走行音(13053) 128Kbps RA10 ←同期モード移行後の「ヒィーン」という異音が京阪らしいですね。

収録区間:交野線 河内森→私市

>>走行音(13056) 128Kbps RA10

収録区間:交野線 河内森→私市

>>走行音(13056) 128Kbps RA10

収録区間:交野線 村野→星ヶ丘

>>走行音(20番代・13025) 128Kbps RA10

収録区間:中之島線 大江橋→渡辺橋

>>走行音(20番代・13175) 128Kbps RA10

収録区間:中之島線 なにわ橋→天満橋

>>走行音(20番代・13175) 128Kbps RA10 ←ノッチ投入時の「ピコー」が鮮明に聞こえてきます。

収録区間:京阪本線 天満橋→(信号停車)→京橋
 
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