VVVF web plus >> 日本の電車 >>

HITACHI ・ Hybrid SiC-VVVF
■掲載形式一覧(クリックすると移動します)
京王8000系更新車    京王5000系    相鉄20000系    神戸市交6000形   
▼ 京王8000系更新車(8730F、10連)
2013年3月、京王8000系の第30編成が従来のGTOからIGBTへVVVFを更新して出場しました。この更新は今後8000系を日立か東芝のどちらかで更新するかを比較検討する試験的なもので、編成中にはM車ユニットが2組ありますが、新宿方の8030ユニットを日立IGBT(SiC-SBDを用いたハイブリッドタイプ)、八王子方の8130ユニットを東芝PMSM駆動システムに更新しました。
日立ではSiCハイブリッドモジュールを採用したインバータ装置を初めて導入し、変調音は今までの日立IGBTに比べるとかなり独特です。非同期モードは9000系に近いですが若干かすれたような音で、長さはかなり短めです。停車寸前の音は従来の「ブーン」という音ではなく、三菱IGBTの純電気ブレーキのようになります。
2015年3月には8729Fが第2弾の試験編成として出場しました。8730Fと同様の更新内容ですが、新宿方8029ユニットが東芝、八王子方8129ユニットが日立となり、8730Fの組み合わせと逆になりました。そして翌月には8129ユニットと8130ユニットを組み替え、日立編成(8730F)と東芝編成(8729F)が出来上がりました。なお、車号も同時に改番されています。更に日立、東芝共にソフト変更がされ、日立では非同期モードの音程が高くなり、長さも拡大されました。
このように目まぐるしい変化のあった主回路装置の試験的な更新でしたが、結果として本格更新は10連が日立、8連が東芝となり、2つのメーカーとも本採用される意外な展開となりました。10連に関しては8730Fと全く同じで、音に変化はありません。

>>走行音(8030) 132Kbps

収録区間:高尾線 狭間→高尾(停車位置修正あり)

>>走行音(8030) 132Kbps

収録区間:高尾線 高尾→高尾山口

>>走行音(8130・ソフト変更後) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 上北沢→桜上水

>>走行音(8701F・8001) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 百草園→高幡不動

>>走行音(8701F・8001) 128Kbps RA10

収録区間:高尾線 めじろ台→狭間

>>走行音(8701F・8101) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 長沼→平山城址公園

>>走行音(8701F・8101) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 平山城址公園→南平

>>走行音(8701F・8201) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 国領→布田

>>走行音(8701F・8201) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 飛田給→武蔵野台

>>走行音(8701F・8201) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 多磨霊園→東府中

>>走行音(8701F・8251) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 桜上水→上北沢

>>走行音(8701F・8251) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 芦花公園→千歳烏山

>>走行音(8701F・8251) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 千歳烏山→仙川

>>走行音(8702F・8002) 128Kbps RA10

収録区間:京王線 南平→平山城址公園

>>走行音(8702F・8002) 128Kbps RA10 ←非同期が長く、明るい音になっています。

収録区間:京王線 長沼→北野

>>走行音(8702F・8002) 128Kbps RA10 ←こちらは非同期が短めで、暗い音です。

収録区間:高尾線 京王片倉→山田

>>走行音(8702F・8002) 128Kbps RA10

収録区間:高尾線 めじろ台→狭間
▼ 京王5000系
2018年3月の小田急ダイヤ改正によって京王相模原線と競合する小田急多摩線の利便性が向上することへの対抗策として、座席指定列車「京王ライナー」の新設がされました。京王ライナーは、他社でも前例があるようにロングシートとクロスシートで転換可能な構造とし、ライナー運用時のみクロスシートとして走らせます。ライナー以外ではロングシートで一般列車に充当させ、30番代の車両ということもあり都営線内の運用にも入ります。VVVFは京王8000系更新車で採用された日立製のハイブリッドSiCとなり、8000系と比べるとパワーユニットが小型化されています。VVVF装置の形状は異なりますが、音に関しては8000系更新車とほぼ同じ(非同期モードのキャリア周波数が少し違います)で、見た目の風貌とは逆に新鮮味のない音でガッカリしましたが、あえて言えば、8000系更新車は都営線内に入線できないので、都営線内で聞くハイブリッドSiCが唯一の狙い目です。

>>走行音(5034) 128Kbps RA10

収録区間:都営新宿線 船堀→東大島

>>走行音(5034) 128Kbps RA10

収録区間:都営新宿線 西大島→住吉

>>走行音(5034) 128Kbps RA10

収録区間:都営新宿線 住吉→菊川

>>走行音(5034) 128Kbps RA10

収録区間:都営新宿線 森下→浜町

>>走行音(5034) 128Kbps RA10

収録区間:都営新宿線 浜町→馬喰横山

>>走行音(5234) 128Kbps RA10

収録区間:都営新宿線 船堀→一之江

>>走行音(5234) 128Kbps RA10

収録区間:都営新宿線 一之江→瑞江
▼ 相鉄20000系
相鉄の都心直通プロジェクトで導入された車両で、2018年2月から営業運転が開始されました。近年の相鉄ではJRのE231系やE233系をベースとした独自性のなくなった車両が立て続けに登場しましたが、20000系では9000系以来となる相鉄オリジナル車両で、車体の塗装は新製時より「YOKOHAMA NAVYBLUE」となりました。製造は日立で、車体はA-train規格のアルミ製です。内装では強化ガラスを用いた座席仕切り板や調光可能なLED照明など、外観も内装もデザインに拘った作りです。相鉄としては初めてとなる半自動ドアスイッチの設置も注目されます。VVVFは日立製ハイブリッドSiCで、新しいパターンの音となりました。非同期はJR九州811系更新車、福岡市2000系更新車よりも高めの音程で、非同期後半で音がかなり上昇していくのがポイントです。

>>走行音(20701) 128Kbps RA10

収録区間:相鉄本線 平沼橋→西横浜

>>走行音(20701) 128Kbps RA10

収録区間:相鉄本線 星川→和田町

>>走行音(20701) 128Kbps RA10 ←非同期が長めで明るい音になっています。

収録区間:相鉄本線 上星川→西谷

>>走行音(20201) 128Kbps RA10

収録区間:いずみ野線 南万騎が原→緑園都市

>>走行音(20201) 128Kbps RA10

収録区間:いずみ野線 いずみ野→いずみ中央

>>走行音(20201) 128Kbps RA10

収録区間:いずみ野線 ゆめが丘→湘南台

>>走行音(20201) 128Kbps RA10

収録区間:いずみ野線 弥生台→緑園都市

>>走行音(20201) 128Kbps RA10

収録区間:いずみ野線 南万騎が原→二俣川

▼ 神戸市交通局6000形 New!
2019年2月から営業運転に入った西神・山手線の新型車両です。2022年までに従来の1000形、2000形、3000形全28編成をこの形式で置き換えてしまうらしいです。製造は川崎重工で従来車と同じアルミ車体ですが、神戸市らしくない無塗装仕上げとなりました。MT比は3M3Tで、従来車は先頭がM車でしたが、6000形は中間の3両がM車となりました。VVVFのメーカーは従来車と同じ日立で、 SiC-SBDとSi-IGBTで構成されたハイブリッドSiCとなりました。走行音は福岡市交通局2000系更新車にそっくりで、非同期後半で音が上がるのが特徴です。

>>走行音(30編成・6230) 128Kbps RA10

収録区間:西神・山手線 湊川公園→大倉山

>>走行音(30編成・6230) 128Kbps RA10

収録区間:西神・山手線 大倉山→県庁前

>>走行音(30編成・6230) 128Kbps RA10

収録区間:西神・山手線 上沢→湊川公園
 
Copyright(C) 鼎(Kanae) All Rights Reserved.