台北捷運C341型 -- VVVFインバータ制御・板南線〜土城線 |
![]() 永春駅を発車するC341型 C321型の後続として2002年に板南線へ投入された車両です。C321型に続いてドイツのSIEMENSで製造されました。スタイルはC321型と変わらないものの、前面非常扉の取り付け方がC301型と似た形状になったり、車両貫通路の幌が蛇腹状になっているなどの小変化が見受けられます。そして、制御装置は台北捷運初のIGBT-VVVFインバータとなりました。メーカーは例によりSIEMENSです。 C341型は6編成のみの少数派で、今後の増備はなさそうです。少数派とはいえ、運用率は高いので何本か粘れば乗れるでしょう。 >>走行音(1204) 収録区間:南港線 西門→台北車站 収録区間:南港線 忠孝復興→忠孝敦化 収録区間:板橋線 江子翠→新埔 収録区間:南港線 忠孝復興→忠孝敦化 収録区間:南港線 國父紀念館→市政府日本よりも先にSIEMENSのIGBTを導入したこともあって、日本では聞くことのできない変調パターンです。同期モードで高い音が急激に変化する変調音がかなり独特です。非同期モードも「キーーン」という高い音ですが、日本で聞くことのできるIGBTとはまた異なる音程です。 |
■行先表示機 側面の行先表示機は車内から設置されています。「往〜」で「〜行き」という意味です。行先の下に表示される色はラインカラーで、板南線は「青」にLEDが点灯します。なお、画像の亞東醫院行きと永寧行きは土城線の区間で、2006年に開業したばかりの新しい路線です。 ■車内案内表示機 台北捷運共通のタイプで、各ドアの上に設置されています。漢字と英語で表示されます。「站」は「駅」という意味の中国語です。 |