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ソウルメトロ2000系 -- 抵抗制御・電機子チョッパ制御 <地下鉄2号線>
抵抗制御車

新設洞駅に停車中の2012F

2000系は地下鉄2号線用に製造された車両です。非貫通の前面が特徴のこの車両は、抵抗制御車で増備されましたが、後期に増備された編成では制御方式が電機子チョッパ(GEC-ALSTOM、三菱製)に改められました。2号線の本線(環状線)は10両編成、分岐線の聖水〜新設洞では4両、新道林〜カチ山では6両で運用されています。2000系の抵抗制御車は、2005年にデビューした新2000系に置き換えられて既に廃車となりました。
>>走行音

収録区間:地下鉄2号線(分岐線) 新踏→新設洞
東芝製の制御装置が搭載されている編成です。収録したこの編成は廃車となりました。
電機子チョッパ制御車

聖水駅に進入する2073F


中間車の先頭車化改造が施工された2032F

抵抗制御だった2000系も増備が続く中で、制御装置が電機子チョッパ制御へと進化しました。チョッパ装置のメーカーは三菱電機、現代精工(三菱の技術提携)とGEC-ALSTOM、大宇重工業(GECの技術提携)で、三菱とGECではチョッパ装置の形状が異なります。
>>走行音(2873)

収録区間:地下鉄2号線 漢陽大→トクソム
後に登場する4号線→2号線転属車、3号線の3000系と同じ音がします。チョッパ装置のメーカー(三菱、GEC)による音の差はなく、チョッピング周波数も同じです。
4号線→2号線転属車

聖水駅で並ぶ2000系

元々、地下鉄4号線(開業時)に走っていた車両で、後に4号線の地下鉄車がVVVF車の4000系に置き換えられ2号線へ転属しました。4号線時代の形式は4000系で、塗色は現在3号線で走っている3000系と同じでしたが、2号線に転属した際に形式が2000系へ変更され、塗装もグリーンに塗り替えられました。GEC製の電機子チョッパ制御装置を搭載し、独特な台形車体の車幅は3160mmです。
>>走行音

収録区間:地下鉄2号線 江邊→九宣
チョッパのノイズは比較的低めです。中速域でノイズの音程が変わるところは日本の201系などに似てますね。
制御装置・車両設備
■ チョッパ装置

現代精工製(三菱電機技術提携)チョッパ装置

GEC製チョッパ装置

2000系のチョッパ装置には2種類あり、三菱電機製(4号線→2号線転属車を除く)とGECのチョッパ装置がそれぞれ導入されました。後に三菱が現代精工に、GECが大宇重工業に技術提携して国産化が実現しています。装置の形状は技術提携元と全く同じです。メーカーはチョッパ装置にあるメーカーズプレート、もしくはメーカーの刻印で判断できます。

■ 補助電源装置

大宇重工業製SIV

このSIVは東芝が大宇重工業に技術提携をして製造したもので、日本の電車でもこれと同じ形状をした東芝製のSIVが見られます。ソウルメトロ2000系の他、ソウル都市鉄道7000系でもこのSIVを装備しています。

■ 内 装

電機子チョッパ制御車の内装

4号線→2号線転属車の内装

現在は難燃化改造が完了しており、オリジナルの内装は消滅しています。4号線→2号線転属車ではステンレス座席へ一新されています。

台 車

枕バネを空気バネとした台車です。1000系では揺れ装置が外吊の揺枕でしたが、2000系は枕梁(ボルスタ)となり、日本の電車でもよく見受けられる形をしています。

 
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