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ソウルメトロ1000系 -- 抵抗制御・VVVFインバータ制御
                            <1号線、京釜、京元電鉄線、京仁線>
抵抗制御車

大方駅に進入する1013F

ソウル地下鉄1000系の初期車は、韓国初の地下鉄である1号線の開業と国鉄の首都圏電鉄線と乗り入れの開始に合わせて、国鉄1000系と同時期に日本から輸出された車両(交直両用)です。性能、設計は国鉄1000系と共通です。後に国産化され、新たにVVVF車が導入されるまでは1号線地下鉄車の主役でした。後に1000系は老朽化で廃車が進み、現在走っているタイプは状態の良い中間車を集め、先頭車においては中間車を先頭車化改造された編成となっています。先頭車化改造された車両は、1000系VVVF車の前面と同じ形状になっています。最近では難燃化施工がされ、内装のリニューアルと座席のステンレス化がなされました。
>>走行音

収録区間:地下鉄1号線 東大門→新設洞
韓国鉄道1000系と同じ音です。
VVVF車(新1000系)

大方駅に進入する1001F

1000系の抵抗制御車の置き換えの目的で登場したステンレスボディーのVVVF車です。形式は従来車と同じ1000系ですが編成番号は続いておらず、「新1000系」とも言えます。同社の4000系と共通設計ですが、行先表示は方向幕ではなくLED表示なのが特徴です。制御装置(主変換装置)は三菱製で、これも4000系50番代車と同じです。車内設備においては、従来の車内案内表示機には漢字表示も追加され、ドア上にはマップ式の案内表示機も千鳥配置で設置されるなどのサービス向上が図られました。
>>走行音(交流区間)

収録区間:京仁線 駅谷→素砂

>>走行音(直流→交流)

収録区間:地下鉄1号線 ソウル駅→南營

>>走行音(交流区間)

収録区間:京釜電鉄線 鷺梁津→大方

>>走行音(交流区間・空転)

収録区間:京元電鉄線 外大前→新里門
4000系の三菱GTOと同じ音です。直流区間と交流区間とでは変調音が若干変わります。交流区間だと同期モードの音が低くなり、コンバータからのノイズが入ります。新1000系は自動放送がかなりの高音質なのが特徴で、ドアが閉まったときに車外スピーカーから流れるブザー音の音量も大きいです。
・三菱製主変換装置 インバータ側コンバータ側「MITSUBISHI」プレート

ソウルメトロ4050系と同型の三菱製の主変換装置です。日本の電車では見られない装置形状をしています。インバータ側の点検蓋には「C/I BOX」と書かれたプレートと「MITSUBISHI」のメーカーズプレートが貼られており、とてもわかりやすいです。

三菱製断流器

新1000系には三菱製の電装品が多く採用されており、LBも三菱製です。
ちなみに、主変換装置などでもよく見られるハングルで書かれた黄色いマークは「有害」という意味で、日本でいえば「高圧注意」を意味します。

・行先表示機 議政府北部餠店

地下鉄公社の車両で唯一のLED表示が採用されています。韓国鉄道車のようにハングルとローマ字が交互に表示されます。「議政府北部」という駅は現在は改名されて消滅し、運用でも議政府北部行きは議政府止まりに変更されました。

旧1000系改造の中間車

旧タイプの1000系を改造した中間車(T車)が2両組み込まれています。車内設備は新型車に合わせられています。韓国鉄道5000系の一部編成でもこれと同様に、旧型車の中間車が形式を改めて組み込まれています。

中間車(M車)

各M車には1C4MのVVVF装置とパンタグラフ2基が搭載されています。パンタグラフが2基のため、VCB側へ引き渡す高圧線が碍子に支えられて並んでおり、パンタの多さと共に迫力があります。

ドア閉め時の車外ブザー

ドアが閉まっていることを乗客に注意喚起するために、ソウルメトロの車両をはじめ、韓国鉄道の車両にも取り入れられている車外ブザーです。このブザーはドアが閉まっているときに車体側面に設置された車外スピーカーから流れるもので、車掌スイッチの「閉」の操作と連動します。「ソウルの電車といえばこの音!」という方もいるでしょう。最近では2号線の2000系で新しい音色のブザーが流れるようになりました。
 
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