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KORAIL空港鉄道2000系

永宗駅に停車中の2108F

空港鉄道は全駅でスクリーンドアが設置されている。

2007年に開業した仁川国際空港鉄道(A'REX:エイレックス)で、一般列車用として使用されている交流電車です。3M3Tの6両編成で、路線開業前の2005年から2017年までに22編成が増備されました。製造は現代ロテムで、香港MTRのような外吊ドアが特徴です。VVVF(CI)は現代ロテムIGBTで、韓国では幅広く導入されているタイプです。
>>走行音(2709) 128Kbps RA10

収録区間:空港鉄道 雲西→永宗

>>走行音(2709) 128Kbps RA10

収録区間:空港鉄道 永宗→青羅国際都市

>>走行音(2709) 128Kbps RA10

収録区間:空港鉄道 青羅国際都市→黔岩

>>走行音(2208) 128Kbps RA10

収録区間:空港鉄道 孔徳→弘大入口

>>走行音(2208) 128Kbps RA10

収録区間:空港鉄道 弘大入口→デジタルメディアシティ


音はソウルメトロ2000系などと同じ系統ですが、交流電車とあって非同期モードが長めで、新盆唐線D000系と全く同じ音がします。ドアが閉まる際に車外スピーカーから流れるサイン音はKORAIL車標準のブザーとなっています。2016年から次駅案内放送の前に乗換駅とは関係なく音楽が流れるようになりました。自動放送は4ヶ国語対応で、日本語も発音がよく聞き取りやすいです。
現代ロテム製CI装置(インバータ側)

1C4Mとなっており、ソウルメトロ2000系などと同じ形状のパワーユニットです。写真では撮れませんでしたが、この反対側にはパワーユニットと似た形状をしたコンバータユニットが2個並んでいます。

LED化された前照灯

日本と同じように前照灯のLED化が積極的に進められています。白色LEDで、ハイビームだとかなりの高輝度で光ります。

パンタグラフ周辺

M車には韓国の電車では定番となった有眞(Yujin)機工産業製の下枠交差型パンタを2基搭載しています。東洋電機製造の技術提携で国産化されたパンタですので、日本と同じ形状をしています。

車内の様子

座席の仕切板は他路線の車両では見られない独特なものです。台北MRTのように吊り革が通路の真ん中に付いています。

マップ式案内表示器

空港鉄道2000系の車内には3種類の案内表示器が設置されています。各ドアの上には韓国では珍しいマップ式表示器が設置されています。

LCD案内表示器

各車両に6箇所設置されているLCD表示器です。主にニュースやCMが流れていますが、このCMには驚きました…。

◆LED式車内案内表示器

孔徳駅乗換案内(ハングル表示)

孔徳駅乗換案内(英語表示)

孔徳駅乗換案内(中国語表示)

孔徳駅乗換案内(日本語表示)

孔徳駅到着(ハングル表示)

孔徳駅到着(英語表示)

孔徳駅到着(中国語表示)

孔徳駅到着(日本語表示)

自動放送と同様に、案内表示器でも4ヶ国語に対応しています。

 
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